感謝の真髄・・・。

 
山田です。
あるブログに書かれてました・・・ある本に紹介されたものみたいです。
あまりにも感動したので山田の授業でも紹介しました。
感謝・・・学生はどうとらえてくれたでしょうか・・・。
学問も大事ですが、人間力としての「受け入れる」も大事ではないでしょうか。
自分自身にも言えることで涙目になりました(T_T)
本当の感謝とは・・・?
感じることでしょうね・・・。
紹介します・・・
ある日、その会社の社長は 次のようなことに気がついたそうです。 「ノウハウや制度ばかりを追求しても、 社員の心が豊かにならないと、組織は活性化しない」 「本当の感謝とは何か?を社員に実体験させてこそ、 お客様に心から感謝できる社員が育つのだ」 ということでした。
このことに気づいた社長は、 毎年の入社試験の最後に、 学生に2つの質問をするようになりました。 「あなたはお母さんの肩たたきをしたことがありますか?」 この問いにほとんどの学生は「はい」と答えるそうです。 そして、次の質問に、学生たちは驚くそうです。 「あなたはお母さんの足を洗ってあげたことはありますか?」 これには、ほとんどの学生が「いいえ」と答えるそうです。 面接では、 「では、3日間差し上げますので、 その間に、お母さんの足を洗って報告してください。 それでは、入社試験は終わりです。」 と言われ、終わるそうです。 学生たちは「そんなことで入社できるのなら」と、 ほくそ笑みながら会社を後にします。
ところが、家に帰って実際にやろうとすると、 母親に言い出すことがなかなかできないのです。 ある学生は、2日間、母親の後ろをついてまわり、 母親から「お前、おかしくなったのか?」と聞かれました。 「いや、あのー、お母さんの足を洗いたいんだけど・・・・・」 「なんだい?気持ち悪いねえ」 こうしてその学生は、 ようやく母親を縁側に連れて行き、 たらいに水をくみ入れました。 そして、お母さんの足を洗おうとして、 足を持ち上げた瞬間・・・・。 母親の足があまりにも荒れ放題に荒れて、 ひび割れしているのを手のひらで感じて、 絶句してしまいます。 その学生は心の中で、 『うちはお父さんが早いうちに死んでしまって、 お母さんが死にものぐるいで働いて、 自分と兄貴を養ってくれた。 この荒れた足は、 自分たちのために働き続けてくれた足だ。』 と悟り、胸がいっぱいになってしまいました。 そして、「お母さん、長生きしてくれよな。」 とひとこと言うのが精一杯だったのです。 それまで、 息子の「柄にもない親孝行」をひやかしていた母親は、 「ありがとう」と言ったまま黙り込んでしまいました。 しばらくすると、息子の手に落ちてくるものがありました。 それは、母の涙でした。 学生は、母親の顔を見上げることができなくなって、 「お母さん、ありがとう」と言って、 自分の部屋に引きこもりました。
そして、翌日、彼は会社へ報告に行きました。 「社長、  私はこんなにすばらしい教育を受けたのは初めてです。  ありがとうございました。」 「君は一人で大人になったんじゃない。 お父さんやお母さんや、 いろいろな人に支えられて大人になったんだ。 そして、 これからも、 自分ひとりの力で一人前になるのではないんだ。 私自身も、 お客様やスタッフや、 いろいろな人との出会いの中で、 一人前の社会人にならせていただいたんだよ。」 ある会社の話はこれで終わりです。 この思いで働く人がいる会社は素敵です。 このエピソードは、 2人の親子の 「ありがとう」 のことばにこめられた思いに凝縮されています。
私は、こんな気持ちを養える学校づくり・先生になるため努力していきたいです・・・。